さくっと、続き。
なお、1に誤字脱字大発見だったので、少し修正しました。
◆3日目
ポルト→北スペイン・
サンチャゴ・デ・コンポステーラ
ポルトのホテルで朝ご飯を食べて、さらに北へ出発です。
朝食はビュッフェタイプで、日本とそう変わらないんですが、気になるのはパンより菓子パン・ケーキが多いことですかね。
カステラケーキとかエッグタルトとか、チョコパンとか。
なんでこんなに…と言うぐらい甘いものの種類が多いです(そして美味しい)。
珍しいものとしては、カリンゼリーという、羊羹?のような色・触感・見た目のものがありました。
単独で食べると、超甘い!のですが、隣に必ず置いてあるチーズ(無味)と食べるとちょうど良い美味しさというものがあります。
スーパーにも売られていたので、ポルトガルではオーソドックスな食べ物の模様。
あと、イワシ料理が一品はあります(ポルトガルはイワシの漁獲量が欧州一)。
オリーブオイルベースで豆や野菜で煮たり漬けたりしたものなんですが、白ごはんが無性にほしくなる味です。
食事事情は毎度そんな感じで、北へ~。

ポルトガルの町村は中世時代の名残で一塊ごとになっています。
みんなオレンジの屋根で統一されていて、時々古い廃墟も目立ちます。
ちょいと雲行き怪しげ。

1時間半ぐらい高速を走るとポルトガルとスペインの国境となっているミーミョ川を渡ります。
どちらもユーロ圏なので、何もなく通り過ぎますが、ここで時差±1時間が発生。
時計を1時間進めます。
ポルトガルは+9時間ですが、スペインは+8時間となるため、時差が1時間あります。
緯度は変わらないのに、なんのこっちゃ!って感じですが、隣接した国を跨ぐとこういうこともあるんですね。不思議な感じです。
なお、スペインに入ってから寄ったSAにこれと言った変化はないです。
言語も似ているせいで、挨拶もかわらないという……。

ビスケ湾。リアス式海岸で海に浮かぶ黒板は、牡蠣を養殖しているそうです。
ちなみに、スペイン語の「リア」がリアス式海岸のことで、ここからリアスになったのだとか。
こういう話は勉強になって好きだな!
スペインに入ってから1時間半ぐらい走ったところで「歓喜の丘」というところに到着。
今日の目的地・サンチャゴ・デ・コンポステーラはバチカン、エルサレムとならぶキリスト教の三大巡礼地のひとつです。
ここを巡礼するとすべての罪が許されるとのこと(どっかで聞いたような話…)。
そんな感じで、フランスからピレネー山脈を越え、命の危険にさらされながらも歩いた長い長い巡礼がもうすぐ終わる!というのが、この丘。
雨でかすんでますが、像が指差す先に、サンチャゴ・デ・コンポステーラがあります。
日本でいう、四国48か所霊場、熊野古道、みたいな感じ。
我々は、その辺をすっとばして、最後の地だけを、お参りさせていただこうという……。
なんか、すみません(-_-)

像は最近建てられたもので特に云われはないっす(ゑ)
あえて言うなら、杖と腰に下げたお守りの貝が特徴ですかね。
なお、コンポステーラはステラ(星)とスティーラ(墓)のどちらの意味かで意見が割れているとか。
巡礼地は聖ヤコブのまさに「墓」だけど、旅人の道標「星」のほうが神秘的でいいな~。昔読んだP・コエーリョの本でも「星の巡礼」と訳されていたし。
「ヤコブの梯子」のイメージもあるし、なおさら星が合う気がする。
街に到着。お参りの前に昼食。タコとジャガイモのガリシア風とホタテグラタン。
タコは大味だけど、ほくほくして美味しい。
グラタンは、私の知っているのとはなんか違ったよ(笑)
茶色は全部玉ねぎで、グラタンと言うかオニオンスープ(の煮詰まったもの)
参道。右の扉の上に昭和シェ…る…じゃない、貝のマーク。
これが巡礼者に関係する施設(宿泊地や礼拝堂)とかを示しているそうです。

参道を上からみた写真。

聖堂の正面。残念ながら修復中ですが、本来は立派な栄光の門があるそうです。

聖堂の隣には、超豪華・立派な国営ホテル(の玄関)。
元修道院で使う人がいないと廃れてしまうので、今は国がホテル経営をして、建物を維持しているのだそうです。欧州ではよくある保存方法なのだとか。

免罪の門。この門は超特別で聖ヤコブの年に数回開き、くぐるとすべての罪がまのがれるとのこと。最後の審判が始まると、天国に行けるわけです。
去年の12月に開いたばかりで、次は2021年に開きます。
↓が門の内側。

正十字と鍵がバチカンとの関係を示してます。

正面を横切って、奥手に回るとまだまだ続く参道道。
このあたりは雨が多いため、珍しい石造りのアーケードとなってます。

聖堂正面の反対側。観光客のは入口はさらに右奥にあります。ここは出口。
聖堂内部。
ぶっちゃけ、マジで聖ヤコブのお墓で、地下に遺体が安置されております。
写真はフラッシュなしならOKですが、とてもそういう雰囲気ではないです;
ものすごい量の金や宝石、大理石を使った豪華な装飾と厳かな空気が漂っております。
地下の石棺→その上に建つヤコブ像(金銀宝石いっぱい)をなでると、巡礼の終わりです。

聖堂の中で、お墓意外に特徴的なのは、ちょっとわかりにくいですが、真ん中にぶら下がっている巨大香炉。
昔は、お香を焚き、左右に大きく揺らしてたのだとか。
というのも、昔はお風呂文化がなく、長い旅を終えた巡礼者の大勢が、超汚いままお参りしようとしていたので、超くさかったのだとか。
その臭い消しに香炉を使ったのだそうです。さらに臭い気がするんだけど……;
しかし、同じ巡礼聖地のバチカンにはこの香炉が無いそうです。
ローマの風呂文化のおかげで、みんなお風呂でさっぱりしてから、お参りしたからだそうです。
テルマエ・ロマエはすばらしい文化ですな!
お参り後は小一時間、自由時間だったので、ショップを見たり、参道でお土産ものを買ったりしてました。
なお、定番のチョコとかクッキー、キーホルダーが売っていて、どうにもこうにも伊勢のおかげ横丁や神社の参道感があふれております(笑)
夜は参道内のレストランでパエリヤ。

これで四人分。
味は、良く知るパエリヤでしたが、前菜のスープとサラダが多すぎて、一人分もだべれませんでしたorz
そんな感じで、ホテルに戻って就寝。
帰りの夜道は雨も上がって、満月がきれいでした。 あと、ちょっと寒い。
[1回]
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